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ポーランド電撃戦 (山崎雅弘 学研M文庫)

 アンジェイ・ワイダ監督の映画『地下水道』を見て以来、とにかくポーランドに興味を持っていた自分としてはまさに待望の一冊。

 本作のポイントは、単に第二次世界大戦直前からでなく、それ以前からのポーランドの前史を加えることによって、開戦直前におけるポーランドの上下官民の感情や感覚をも説明しようという部分がポイント。


 あと今までの開戦直前を扱った文献においては見られなかった視点として、イギリスがオランダ・ベルギーの低地諸国に対するドイツの攻撃を深刻に懸念していたという部分を詳細に説明であり、むしろポーランドがそれに協力する可能性の方を真剣に考えていたところと。

 それと開戦前にポーランドに与えていた「保障」との関連を細かく描き、当時における関係諸国の思惑とズレぶりを今までの文献以上に詳細に分析している。


 特に自分的に関心があったのは、ミュンヘン協定のドサクサに乗じてポーランドがチェコからザオルシュ地方を奪取するくだり。

 そしてその次には自分の番が回ってきたというわけで、本作からは外れますが、この行為のツケが後の大戦中における中欧国家連合構想において重要な意味を持ってくるというのも面白いところで。 


 その意味では後の「ワルシャワ蜂起」も含めた、その辺りの動きに関するフォロー本も見たいところで、今後の刊行にもとにかく注目と。
author:jinhosio, category:研究, 11:01
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