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スプリンター (小山ゆう 小学館)
 

 「いいか! 人をほんとうに大きく動かせるのは、その人間の力や弁舌や才能ではない!! 魅力だ!!」(結城豪太郎)

 

 あの『がんばれ元気』をはじめ、『お〜い!竜馬』『あずみ』などの多くの人気作を続出させてきた、小山ゆう先生の作品の一つ。

 その作品の中でも知名度的には低い部類に属しながら、自分的には一番好きな作品。

 僅か四歳にして、その素質を見出され、大企業グループの後継者候補として育て上げられ、その素質を証明した一人の少年が幾つ物の数奇な出会いを通して、百メートルの短距離走選手として、遂には禁断の「神の領域」にまで挑んでいくという物語。

 養子とはいえ、大資産家の家で育ち、破滅を承知で「その道に取り付かれた」キャラの前身としては、おそらく『がんばれ元気』の「海道卓」と思われるわけですが、こちらは童顔で大人しそうなだけに、まさにこれこそ「狂気」の名に相応しい。

 そして恐るべきはこの「狂気」が単に個人的なものでなく、むしろ周囲のそれに影響されて次第に大きくなっていくものであるということで、まさに一種の「共同作品」。

 また何よりも重要なのは、この作品のタイトル。まさに彼の「人生」その物の象徴というべき以外の何物でもないというべきか。

 そして論議を呼んだラスト場面。眩い「光」に包まれた主人公の生死安否は分からない。

 確実なのは、彼が間違いなく「神」を見たということだと。

author:jinhosio, category:漫画, 23:37
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Comment
JINさん こんばんは

>自分的には一番好きな作品。
実は、自分も“小山ゆう”作品の中で一番好きな作品です。

色々な意味で振り切っている漫画で
当時の何者でもない自分には
凄い衝撃を与えた作品でした。

きみやす, 2012/09/06 10:06 PM

 次第に「醒めた狂気」に向かっていく緊迫感が凄いんですよね。

 まさに究極のエゴというくらいに。

 この作品は結構コンビニ本になったりするんですが、その意味でもう一度復刻して欲しいのは『愛がゆく』ですね。
JIN, 2012/09/07 7:55 PM









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